桜の開花情報に誘われて加太から、史跡和歌山城へ

      2020/03/25


一昨日、紀三井寺のソメイヨシノの標準木が開花したとのニュースに、最近、暗い報道ばかりで気も滅入っていましたが、落ちこんでばかりでは入られないと!気分を入れ替え加太周辺の桜名所を訪ねて見ようと思い立ち・・・
23日~24日の二日を利用し、お隣の、ひな流しで有名な淡嶋神社の境内に咲く桜を、そして紀州加太国民休暇村下の、さくら公園。それに毎年2月にアジサイの植樹活動等で子供たちに人気のある恐竜(森林)公園内へと。
それに今日(24日は朝から、8代将軍、徳川吉宗で脚光を浴びた紀州55万石の史跡、和歌山城へ行ってきました。

加太からは車で約25分程度の距離にあります。いつもは、公園前の一の橋から入城するのですが今日は駐車場がある、南側の不明門から入り先に西側にある、追廻門へ移動してからゆっくりと散策しながら、非常に珍しい城内にある動物園を 目出すことにしました。だっと、二日間の桜チエック行程に沿ってご案内します。

最近は新型コロナウィルスの影響で全国で一斉の小中高臨時休校が実施されたり、不要不急の外出自粛要請、それに手洗い、うがい、マスクの装着など、未だかつてない取り組みに戸惑っていますが、そんな中、昨日、卒業式が行われた学校などもあり、 和歌山県内に限っては徐々に平静を取り戻しつつあるのでは?と、思ったりしますが、やはり油断は禁物だと言い聞かせながらの二日間でした。

23日、お隣の淡嶋神社のさくらと言いますと、まだ、蕾の段階でわずか数輪のみでした。満開は3月の末ごろかなーと思います。境内には卒業旅行を楽しむ高校生のグループに出会いましたが、みなさん(*_*;マスクなしでもテンション高くて驚かされました。

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そこから、車で10分弱のところにある、通称、さくら公園。いま、キャンプ場の人気が沸騰しており園内にある、キャンプ場には数家族のテントが張られていました。残念ながら桜はこけしのような蕾のままでした。数日以内には可愛い花弁を見せて くれるでしょうね。

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そして、森林公園へ移動・・

こちらも、まだ蕾の段階で、もう少し先かな?と・・・やはり加太の気候に合わせて満開時にはさくら公園から同公園まで🌸街道が現れるのではと期待しつつ・・・明日は和歌山城へ行こうかと

さてさて翌日(24日)は、朝から陽気に誘われてと言いたい処ですが、寒の戻りで少し寒かったですが、驚いたのは子供達の姿をあまり見かけなかったと言う事です。それに例年ですと、城内にあちこちと露店が軒を連ねてにぎやかな呼び声が響いていましたが、 今年は、皆無でした。やはり、コロナウィルス肺炎の影響でしょうか。歩いていても静かで昔のように静寂が戻ったような、懐かしい雰囲気を味わえましたが、果たしてこれで良いのかなと疑問を感じつつ、今回はお城の西側入り口「追廻門」から和歌山公園動物園(和歌山市一番丁)を目指して城内南側エリアを散策しました。

同公園は、市和歌山城整備企画課によると1915年、大正天皇の即位を祝い、動物園を含む和歌山公園全体の整備が始まった。との事ですから今年で105年目を迎えました。お城の中にある動物園は全国的にも珍しい事だそうです。

追廻門から入城して和歌山県護国神社を右に見ながら歩いていくと、不明門がある駐車場にきます。そこから園内に入っていくと、ツキノワグマ「ベニー」の館に到着。まだ、冬眠中でした( ´艸`)

園内から眺める天守は間近に感じられます。

白鳥が優雅に泳ぐ姿や、クジャクがのんびりと羽を休める姿などゆっくりと楽しめます。小さな子供さんたちが園内を駆け回りながら、春の陽光一杯に浴びて、動き回る姿に、何かしらホットする瞬間でした。

園を出て緩やかな坂道を下ると南東の入り口「岡口門」に到着します。この付近も、さくら満開時などには宴席が設けられてにぎやかな市民の憩いの空間です。が、
ひっそりしていました。桜祭りの提灯もこころなしか、寂しそうで・・・

そして、いつも早咲きで有名なしだれ桜のある、お城の正面入り口「一の橋大手門」へと移動して再び入城

枝垂桜はほぼ、満開でした。

桜の見ごろは今月末から4月の上旬かなーと思います。城内を散策する家族づれも極めて少なく、昼時であったので近くのサラリーマンが休憩を兼ねて散歩する姿が見られた程度で、昨年のようにインバウンドの観光客の歓声など聞かれなく静かな雰囲気の中で、一日もはやく、世界的に猛威を奮うコロナウィルスが収束される事を祈りつつ、退城しました。

kk


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